勤労感謝の日が祝日なのを知っていても、なぜ祝日なのか、どんな日なのかまで知っている方は
少ないと思います。今回は、勤労感謝の日について紹介していきます。
なぜ「勤労感謝の日」が出来たのか
国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条により、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としたものとして定められたからです。
なぜ「勤労感謝の日」は11\23なのか
実は、11/23日は元々、収穫物に感謝する大事な行事として飛鳥時代の皇極天皇の時代に始まった新嘗祭がある日だったのです。
新嘗祭というのは、農民が国家に納めた収穫物を祝うお祭りのことです。収穫物は農民の努力の結晶とも言えるものなので、「勤労感謝の日」となりました。
つまり、「勤労感謝の日」とはどういう日なのか
日本では誤解されていることがありますが、決して「勤労してくれている人」に対して「感謝」するわけではありません。
「勤労」に対して「感謝」しているのです。
つまりは、子供が父などに感謝するのではなく、労働者が会社に感謝するということ。
確かに、当たり前のことかもしれません。労働者は会社が無いと暮らしていけませんからね。
参考記事:Wikipedia