え?今更Warband?時代はバナロだよ?
Bannerload(バナロ)の現在の弱点は、大型MODが少ないことです。
一方でWarbandのMODは無茶苦茶沢山あります。今回はWarbandの可能性を百倍に広げてくれるようなMOD達を紹介します。
実は筆者はWarbandで十分すぎてバナロを買えていません。半額きたら買う(買わない)
時代と舞台から見るMOD一覧
私が知りうる限り、次のように配置できます。
※現実性が高いことはMODの良さには直結しません。ファンタジーかリアルか、ということです。
Bannerlordは世界をマルっと作り変えるMODがそこまでないので、この種類の豊富さはWarbandならではです。
では、一つ一つのMODについて軽く魅力を語っていきます。程度の差はあれど全て実際にプレイしています。
紹介の順番はバニラ・日本・西洋・世界です。それぞれの分野内は時代順に並んでいます。
あと、画像には無いのですがとりわけ癖の強いMODを最後にいくつかご紹介します。
日本語MODがあるとないとではプレイのしやすさが段違いなので、日本語MODがあるMODは[日]を添えています。
バニラ風MOD
[日]Call to Arms
Wiki内ページ:https://w.atwiki.jp/warband/pages/86.html
火器・陣形・独立・討伐・フリーランス
和製MODなので、Nativeに日本語MODを入れていれば言語を日本語にするだけでおkです。
本MODの特徴として「独立して国家を作りやすい」というのがあります。バニラだと孤立した状態で他国家から無茶苦茶攻められるのでかなり厳しいのですが、本MODでは諸侯を3人雇えたり、民兵を大量動員できるのでまだ耐えられます。あと、諸々の便利MODの機能も入ってるので快適です。女性が普通にかわいい(重要)
たまに200人くらいのむちゃ強傭兵団が湧くので注意しましょう。なんと金で雇える(ただし名誉は下がる)。
[日]Nova Aetas
Wiki内ページ:https://w.atwiki.jp/warband/pages/164.html
火器・階級・植民地・建設・時代経過・探索・労働
バニラから千年後を描いているらしいですが、中身はかなりヨーロッパです。
普通のMODは汎用便利MOD+いくつか独自要素、という感じなのですが、本MODはかなり多くの独自要素があります。
まず階級制度。序盤は放浪者なので城からは問答無用で追い払われますし、礼をせずに諸侯と話そうとすると嫌われます。ビロード小屋乱立とかもできません。ギルドで修行を積んでからです。ほんと妙にリアル
次に植民地。本MODでは海洋に出ることが可能で、島に植民地を築けます。植民地への輸送、移民勧誘、建築は全て自分で行えます。これは革新的かつユニークなシステムだと思います。
さらに、時間経過で武器が進化したり、十字軍がサラン朝に発せられたりします。
伐採・採掘といった生活要素もアリ。拡張されすぎてやばいです。イチオシ。
日本風MOD
[日]関東動乱
WIKI:https://w.atwiki.jp/kantoudouran/pages/1.html
史実・祈祷
和製MODなので最初から日本語が入っています。
2chの有志が結集して作られたMODで、かなり忠実に史実が再現されています。舞台は戦国時代初期の中部地方から東北地方の南部辺りまで。後述するgekokujoと比べるとやや狭いですが、その分濃度は濃いです。歴史オタ向け。
特殊なシステムとして、神社にお参りに行くとあるステータスが上昇するというものがあります。戦国時代っぽい感じ。
[日]Gekokujo-Daimyo Edition
Wiki:https://w.atwiki.jp/warband/pages/168.html
日本語:https://ux.getuploader.com/MnB2/download/556
経営・探索
こちらは海外製MODですが、割とリアルな戦国時代を描いています。
舞台は戦国時代の全日本。有名な武将が数多く入っています。ただ織田と江戸の徳川が居たり、やや適当。しかし雰囲気は完全に戦国時代です。
コンパニオンは作者の趣味が半分くらい入っており、なんか東方のキャラとか混ざってます。
面白いシステムとして、佐渡等の外れの所にはプレイヤーが利用できる拠点(寺院など)があります。僧兵とか雇えます。
便利系MODも一通り入っているので困ることはないでしょう。女性もマシ
西洋MOD
Rome at War
DL:https://www.moddb.com/mods/rome-at-war2
史実・募兵
全MOD中でもかなり古い時代をテーマにしたものです。その時代とはなんと成立したてのローマ。周りにいっぱい都市国家があります。マップはイタリア半島・バルカン半島と狭めで、密度もそこまで高くありませんが、逆にそれが古代っぽくて雰囲気があります。
本MODの募兵は独特で、戦闘しても兵士のレベルは上がりません。ではどうやって訓練するのかといいますと、町でお金を払ってアップグレードします。兵科ツリーはかなり複雑でとても覚えられません。とにかく金がモノをいう。
[日]1257AD
Wiki内ページ:https://w.atwiki.jp/warband/pages/61.html#id_0a3f2ffe
史実・経営・騎士団・十字軍
舞台はそのまま1257年のヨーロッパ。教皇が無茶苦茶強くてガンガン十字軍してた頃です。MAPはかなり広く、南北は北欧から北アフリカ、東西はイギリスからアナトリア半島まであります。
独自要素として当時の社会制度、例えば十字軍傭兵の登用や荘園経営があります。どちらもよくできているシステムです。
世界MOD
16thCentury-the-Northern-Hemisphere
探索
シングルプレイのMODでは最大規模のMAPを誇るMODでしょう。名前の通り北半球の全てに都市がありますし、それどころか南半球にも行けます。つまり、全世界です。
勢力数・都市数も圧巻。探索するだけでも無茶苦茶時間がかかります。
これだけ大規模だと装備とかは大雑把なのかというとそんなことはなく、各地域でしっかりと装備が違います。西洋は鎧ですし、中国はなんか中国の鎧ですし、遊牧民は遊牧民です。
Between Empires
DLページ:https://www.moddb.com/mods/between-empires
銃器・指揮
舞台はWW1前とかなり最近です。放浪が許される最後の時代でしょう。M&B:warbandは10年前のゲームであるため殆どのMODは更新が停止しているのですが、本MODはなんと現在も開発され続けています(記事執筆時点)。独自要素が数多くあり、便利MODが一切ないという特殊な最新MODです。個人的に応援中。
独自要素として本MODでは「見下ろし視点による兵士の指揮」が可能なため、大幅にストラテジー要素が増えています。また、時間の経過に合わせて技術が進歩します。他にもありますが基本はこのくらいですね。アップデートを重ねて神MODへの道を歩んでいる最中といったところ。
その他MOD
ここまでNativeの雰囲気をそれほど大きく壊さないゲームでしたが、ファンタジー世界に魔改造するMODも存在します。
Touhou gensokyo warfare
Steamページ:https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=2021409684&searchtext=touhou
東方
なんと東方。幻想郷が舞台で、いつもの放浪者から始まるモードに加え、ストーリーモードもあります。有名キャラから無名妖精まで、色々なキャラが再現されています。
制作は中国の方で、意外にも日本語化されていません。
現在はBannarlord版を開発しているようです。
最後に
PerisnoやPoP等の有名MODからL`Aigle等のややマイナーな秀逸MODもありますが、全て遊ぶには時間が足りません。気になる方は是非やってみてください。日本語化されたMODがやはりおすすめです。というか日本語化されてるMODは全部面白い。
MODの日本語化MODはこちら(https://w.atwiki.jp/warband/pages/106.html) の「MOD用」ってとこと、未完成でよいならこちら(https://w.atwiki.jp/warband/pages/170.html)に大体あります。
上に挙げたとこに無いものでも日本語化MODが存在することもある(Gekokujo Daimyo editionなど)ので、日本語化MODがなくてもあきらめずに検索をかけることも大切です。
では、今回はここまでです。ご観覧ありがとうございました!
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