2021年5月16日日曜日

【戦略/戦術別】おすすめPCストラテジーゲーム【有料/無料】

2023/1/14 おまけ項目を拡充しました

 ごきげんよう。
 本記事では、程々にストラテジーゲームをする筆者がおすすめのストラテジーゲームを系統に分けてご紹介します。1000時間で初心者脱却なんて言われたらね。

なんかいいゲームねぇかな~と彷徨っている方は覗いてみてください。程度の差はありますが、ここに紹介しているもの(おまけ項目除く)は全て所持し、実際に遊んでいます

なお、載せてる画像は無料のMODも含んでるのでご了承ください。MODの導入は大抵難しくありません

 おまけとして、記事の最後にマイナー含むストラテジーゲーム(未プレイだけど面白そうなやつ)を羅列しておきます。メジャーどころを遊びつくした方は参考にどうぞ。

系統別おすすめスラテジーゲーム一覧

 上下を「戦争重視・内政重視」、左右を「戦略重視、戦術重視」に分け、個人的な観点で配置すると以下のようになりました。
 なお、
戦略→マクロなもの(補給・戦力配分・建設など)
戦術→ミクロなもの(部隊の操作など)
 です。


 これからSteamで購入できるものと、Steamやネット上で無料で入手できるものに分けてご紹介します。

無料のものの中には有料のものと似たシステムを搭載しているゲームもあるので、購入するか迷ったゲームがどんな雰囲気か試したいときにも活用できます。

また、Steam初心者の方に一言付け加えておくと、セール時はゲームの価格がおおよそ半額されるので、その時に買うのがおすすめです。サマーセールとウィンターセールは特に安くなりやすいです。

Steam有料版

黄色で線を引っ張ってあるものは、MODで大幅にゲーム性を変更できるため飽きづらくお得なゲームです。線が無いものでも中規模までのMODは存在します。




 戦略志向の戦争重視ゲームが少ないじゃないか、と思われるかもしれませんが、これは私の中の「戦略」がかなり大規模なものだからです。灰色で大戦略シリーズの位置を載せてあるので参考にしてください。大戦略より左にあるものは戦略性が十分に高いでしょう。

・・・個人的には大戦略は戦術ゲームだと思っています。


 以下、簡単に各ゲームを紹介していきます。

主観的な十段階による難易度評価と、特徴を簡潔に書いています。ビビッと来たらウィッシュリストに入れると良いことがあるかも。よかったら参考にしてください。

 紹介の順番は右上から時計回りです。 


戦争志向の戦術重視ゲーム

Wargame:Red dragon
オリジナル部隊で敵を制する


 

難易度:10

部隊編成・諸兵科連合・陸海空・判断・現代

 
 Steamページ:

 自分の好きな兵器で編成したチームを用いて様々な作戦に参加する、冷戦時代が舞台のゲームです。自衛隊の兵器が出ていることで有名ですね。

陸上戦の他に海上戦、空中戦もできます。陸海空全てを使うRTSは実は珍しく、本記事内ではほかに無料版の方にあるZero-Kしかありません。

また、10vs10の計20人による大規模な戦いもできます。本ゲームは個々の実力差が非常に出やすいですが、10人もいると多少下手でもなんとかなるので、野良マルチストラテジーしたい方におすすめ。

 続編のSteel Division:Normandy44も出ています。Wargameと比べると続編の方が大幅にゲームシステムは進化していますが、海がないこともあって編成・ステージの幅は狭まっています。編成にあまりこだわりがなければ続編の方がおすすめ

 さらにその続編としてSteel Division2が出ています。未プレイなのでよく分かりませんが、レビューを見る限りは「WargameのWW2版」といえるかもしれません。海戦ないけど。

 

 Total Tank Simulator

考え抜いた布陣で勝利を重ねよ




難易度:5

諸兵科連合・計算・ロマン

Steamページ:
   
 第二次世界大戦の仮想戦記をなぞっていくキャンペーンモードが主です。(ソ連に勝つドイツ、ドイツに勝つフランスなど)
 
ストラテジーですがこれは少し特殊で、戦術面でプレイヤーが介入できるのは戦力配置までです。戦闘が始まってしまうと、プレイヤーは見守るか、兵士の一人に憑依して操るかしかできません。つまり、指示は追加できないということです。
 
その代わり敵の配置は分かっているので(近いものはTABS)、敵の行動を全て先読みしたうえで戦力を配置する必要があります。 
 
国によって得意・不得意があるので、多少戦い方を変えねばならないのも面白いですね。 

 

 Mount&Bladeシリーズ
放浪者から仲間を集め夢を掴め


 
難易度:6

冒険・下剋上・経営・国盗り・火器・ロールプレイ・貴族・古代から近世まで

 
Steamページ:(最新作)

(ひとつ前)

 

 

 ストラテジー要素は半分以下なのですが、名作なので入れました。このゲームの代わりになるゲームは存在しません

最新作はBannerlord,ひとつ前はWarbandです。

まだ最新作を買っていないのですが、Warbandは古めのゲームながら非常にゲームバランスがよく、物足りなくなってもMODが山ほどあるので飽きることはありません。

例としては、中世ヨーロッパMOD,戦国時代MOD,バニラ拡張MODから東方MODまであります。

 さらに、公式でナポレオン戦争DLC(マルチ専用)とバイキングDLCが出ているのですが、どちらも完成度が高いです。特にバイキングDLCのストーリーモードは「選択肢によって展開が無限に変わる」という、とんでもなく奥深いシステムを搭載しています。

本体、DLCおよび有名MODは有志による日本語パッチがあるので遊びやすいです。

WarbandのおすすめMODを紹介する記事も書いてます。興味あれば。

【M&B:Warband】おすすめMOD【時代・舞台別】

「面白いことを広める」が主義。ゲームが主ですが読書なども。

 



内政志向の戦術重視ゲーム

三国志漢末覇業
配下をよく知り、よく操れ

 

難易度:4

人事・詳細性能・内政・三国志
Steamページ:


 かなりマイナーなものですが、コーエーの三国志Ⅸに似た見た目の、本場中国で作られた三国志ゲームです。

武将のステータスが非常に細かいのが最大の特徴ですね。データを見てにやける方は買いであるとSteamのレビューにもあります。

内政は各武将のステータスを考えて適しているところに派遣する感じです。内政により都市が発展するにつれて、都市の特産品などが解放されていくので、発展してる感がすごいです。

戦争はターン制・マス目制という伝統ある形式です。ダルいのが少し欠点ですが、簡易戦争もあるので安心 

 黄色の線を引いていませんが、ユーザー作成のシナリオによって、三国志のみならず春秋戦国、項羽VS劉邦、五胡十六国、五代十国等、中国における戦乱がほぼ再現されています。中国史が大好きな方にはたまらないでしょう。ただしシステムは固定です。

 

Age of Enpires2
RTSの元祖

 難易度:10

内政・基地・拡張・戦術・海戦・諸兵科連合・太古からルネサンス
Steamページ:


 いわゆるAOE2。RTSの古き大作みたいです。私は若いのでPCリメイク前のAOE2はやっていません。

少し前にDeluxe Editionが販売されました。レート制が導入され、マルチプレイがやりやすくなったみたいです。

本ゲームの特徴は、個性豊かなプレイする文明を選べることと、内政が完全に自由なことですね。兵舎を建てたり、壁を作ったり、地形を生かした城を作ったり…ですね。

ただし難易度は無茶苦茶高いです。資源を5種自力で集めつつ、ユニットの生産を行わなければならないからです。ホットキーの活用が必須なので、傍から見るとタイピングしてるんか?みたいなレベルで忙しいです。

 しかしながら慣れると楽しいと思います。ヌルいRTSに飽きたらやってみてください。私は最初のRTSがこれだったので、ほかのRTSはマシに思えます。

 本ゲームもMODが豊富です。ゲームシステムを変えるものはありませんが、対AI戦のシナリオとして代理戦争、実際の戦争の再現などがあります。

 因みに続編として、様々な要素を追加した3があります。

さらにAOE4が公開されました。レビューを見る限り賛否両論といったところでしょうか?お高いのでもう少し待った方がよいと思います。

 

 Northgard
戦うべきは2つ、相手と自然だ


難易度:5

サバイバル・探索・経営・ファンタジー
Steamページ:


 サバイバル型シミュレーションゲーム「Banished」に戦争要素を足したもの、と呼ばれています。

ジャンルとしてはおそらく4Xに入りますね。4Xとは探検・拡張・開発・殲滅を繰り返すジャンルのことです。後に紹介するCivilizationシリーズが4Xの代表格です。

春夏秋冬と季節が移り替わりますが、冬は食料が不足するため貯蓄しておかなければ戦争以前に積みます。しかし食料だけでは戦争に勝てません。武器も必要ですね。なので、細やかな内政が必要とされています。

 本ゲームでもAOE2と同じく、色々特徴のあるクラン(国みたいなもの?)が選べます。また、RTSではあるものの速度はゆっくりめであるため、速度についていけないということはあまりありません。シミュレーションは出来るけどRTSはやったことない、という人には特にお勧めできます。

 他には、戦争をしなくても勝利できるというのが一つの特徴です。内政勝利や探索勝利があります。

 実はスマホ版もあるみたいです。調べたら出てくるかも。

 

Kingdoms&Castles 

強固な町を作ろう

難易度:2~6

サバイバル・拡張・防衛基地・開拓・外交
Steamページ:
 ストラテジーというよりはかなり経営シミュレーションなのですが、ストラテジーの要素もあるので一応入れました。個人的に最近アツいシミュレーション系ゲームだと思っていて、定期的にでかいアプデが、常にMODが追加されています。詳しくは後述しますがストラテジー入門に是非お勧めしたい
 
基本的には冬を乗り切るために安定した生産体制を築き発展させていくのが目的ですが、モードによってはヴァイキング・ドラゴンが襲ってくるため、防衛設備や兵士も準備しておく必要があります。 
 
このゲームは非常に優しいので、シミュレーション初心者に是非おすすめしたいです。
 
ゲームスピードは遅めで、敵が襲ってこないぬくぬくモードにもできますし、餓死したりすることもまぁありません。自分の作った町で小さな住民が動き回っているのを見守るのも楽しいですね。
 
 本ゲームはMODが結構豊富です。例を挙げると、マップ拡張や建築物のアップグレード追加、軍船や日夜サイクルの追加MOD等があります。先ほど難易度が低いと書きましたが、難易度増加MODもあるので上級者でも楽しめます
 
 定価が1000円を切っており、セール中ならワンコインで買えるので、内容の完成度・MODの拡張性を踏まえると非常にお得。


戦争志向の戦略重視ゲーム

Hearts of Iron4
If世界線の集合体


難易度:7

政治・研究・計画・生産・局地戦・空想・諸兵科連合・WW2

 
Steamページ:


 いわゆるHoI4です。パラドゲーの中では一番有名ですね。

1936年から軍拡し、第二次世界大戦を戦い抜くゲームです。ほどほどに内政しつつ戦争ができます。一見戦略要素が多めな画面ですが、実際は戦術により勝敗が決まることも多々あります。 
 
史実の知識があると数倍楽しめますね。「もしあのときあの国が勝ったら?」「もしこの国とこの国が仲良くしていたら?」という妄想をシミュレートできるので、本来の意味でのシミュレーションゲームともいえます。
 
 こちらもMODが充実しており、第一次世界大戦MOD,現代MOD,都道府県大戦MOD等々、ごまんとあります。
 
 さらに本ゲームはマルチプレイが非常に面白いです。例えば、ドイツ・イタリア・ルーマニアにプレイヤーが入り、枢軸国として協力して連合戦・ソ連戦を戦い抜いたりですね。逆に枢軸国と連合国のそれぞれにプレイヤーが入り敵対するのもよいでしょう。MODを導入してマルチプレイも可能なので、マジで無限。 
 
 これに限らずですが、パラドゲー(特にHoI4,EU4)はいい動画がニコニコ・Youtubeに沢山あります。視聴の価値ありありのあり。筆者もそのうち投稿してみようかなと思ってます。
 
 HoI4はそのままでも十分面白いですが、自分で工夫すると数倍面白くなります。以下の記事でHoI4を楽しく遊ぶためのコツっぽいものを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

HoI4を全力で楽しむ方法【ストラテジー・初心者向け】

バニラで満足するのは勿体ない!HoI4をより遊び尽くす方法をご紹介します。


Total Warシリーズ
よき戦略家であり、よき戦術家でもあれ


難易度:6

指揮・突撃・制圧・発展・外交・中世
Steamページ(Warhammer2):


 一番有名なのはおそらくWarhammerでしょうか。これはファンタジーが舞台です。他には三国志版、ローマ版、戦国時代版などがあります。私が保有しているのはMedieval2という、中世からルネサンス初期のヨーロッパ・西アジアが舞台のものですが、Steamからではおま国により購入できません。すごい面白いんですけどね。

シリーズは一貫して戦略MAPによる内政と戦術MAPによる戦争を繰り返していくスタイルです。こちらも内政と戦争のバランスが丁度よく楽しいですね。
特に、戦術MAPの百人前後の歩兵部隊や騎兵部隊を一部隊ずつ操作するRTSはTotal Warシリーズ独特のもので、非常にハラハラして面白いです。上手くやれば三倍の数の敵にも勝てます。

 MODはシリーズによってあったりなかったりしますが、Medieval2には舞台を全世界に拡張するすごいMODが存在します。ええやろ。 

 

内政志向の戦略重視ゲーム

Europa Universalis4
自国の繁栄は確かな内政外交から


難易度:8

外交・交易・政治・統治・拡張・植民地・同君連合・列強・ロマン・古代から現代まで
Steamページ:


 略称EU4.1444年から1820年までの好きな時点から、当時存在したすべての国でゲームを遊ぶことができます。例えば琉球とかでもいけます。

これもパラドゲーの一種です。内政は広く深くですが、特に外交の重要性が非常に高いことで有名ですね。上手くやれば楽に領土を拡張できますし、下手すれば包囲網を組まれることもあります。 

一つ一つの国に細かく独特の要素が詰められており、無限に遊べます。

マルチになると、外交の相手が人となり、それぞれの思惑が交差しつつ時代が進んでいくという本当にリアルなif世界を楽しめます。(ただし余裕で数日かかる)

 さらに、MODにより時代を紀元2年から現代まで拡張できます。訳わからん。
 

 今なおDLCが増え続けており(全て定価で揃えると2万円を超えるレベル)、本体だけでは満足できないことがあるのが小さな欠点です。しかし、全ての国に適用されるのは8つ程度で、他の10こくらいは特定の国を強化するようなDLCです。おおよそ6000円程度で完全体に近いEU4になるかと。

 本記事に載せてあるストラテジーゲームの中で、最も世界史好きにお勧めできる一品です。

 

 

 Stellaris
宇宙の過去・現在・未来を駆け抜ける

 
難易度:6~8

発展・発見・外交・物語・政治・イデオロギー・危機・空想・歴史・未来
Steamページ:


 これもパラドゲーですが、初心者によくおススメされています。理由としては、


①舞台が未来の宇宙であるため前提知識がない
②4Xであるためやりやすい

ということがあります。

HoI4,EU4は特定のタイミングで特定のイベントが発生すると決まっているため、上級者はそれを記憶したうえでゲームに臨んでいます。一方でこちらは未知の領域を探索してイベントに遭遇するといった感じであるため、初心者も上級者も平等です。

 このゲームはストラテジーではあるものの少しノベルゲーム的なところもあるほどイベントの種類が多様でどれも凝っています。異星人、滅亡した文明の痕跡、宇宙を漂う無人の宇宙船などが次々に発見され、文明の儚さを認識しつつも自身の文明をより発展させていく…自身も宇宙の歴史の一部であることが感じられます。 

ゲームとストーリーの両方を楽しみたい方にはうってつけです。片方でもお勧めです。

 …一つ難しい点があるとすると、アップデートが激しいので情報が老朽化しやすいということです。目安として三か月も経つと的外れな情報になっていきます。活動的、ということで何もないよりは良いんですけどね。 

こちらもDLCが結構多いですが、必須級は少ない一方、「あるといい」レベルのものがいっぱいあります。なので悩みます。

 難易度に幅があるのもアプデ(とDLC)のせいです。最近は難易度高め。

 

 

Civilizationシリーズ
新天地に文明を、荒くれ者に制裁を


難易度:5

拡張・経営・戦争・政策・太古から未来まで
Steamページ(Civ6):


 略称Civ.4Xゲームの代表格ですね。何もない平原から始まり、都市を建設し、ユニットを生産し、さらに都市を拡大する。それに並行して技術文化が進化していき、世界は様々に異なる顔を見せ始めます。気が付けば朝になっているゲームということで有名。

注意点として、歴史を楽しむゲームではありません。文明のスマブラのような感じで、とりあえず出演しているみたいな感じです。

戦争をしなくても勝てる(5つある勝利条件の1つに過ぎない)、というのが一つの特徴です。内政好きにはうってつけ。…とよく謳われていますが、実際は高難易度だと、戦争をしないのは縛りに近いです。内政のやりやすさについては過去作の5が6以上に絶賛されています。(筆者は5は未プレイ)

 現在の最新作は6です。機能を大量に追加するDLCが2つあり、どちらも評価は高いです。まずは本体だけ買ってみて、面白ければDLCを追加購入するのがお勧めです。本体だけでの評価はやや低めですが、それでも十分に遊べます。1つだけ購入するならRaFの方を勧めます。

また、ゲームの中にCivilopediaというwikiがあり、非常に充実しています。一読の価値あり。

 黄色の線を引いていませんが、MODの数はかなりあります。が、システム変更系は一長一短で、他はバランスが壊れがちな文明追加系なので、ゲームの評価が上がるほどのものではないと思っています。

 マルチプレイも可能で、対AIやシナリオモードは楽しめるでしょう。対人はやめとけ。

 先日、筆者が実況動画を上げました。MODが入ってて割と変わったCivなのですが、刺さる人には刺さると思います。よければご視聴くださいませ~

 

 

 

無料のストラテジーゲーム(フリーゲーム)

 
 こちらも大規模なMODがあるゲームには黄色で線を引っ張っています。
 
紹介の順番は右上から時計回りです。 
 
 

戦争志向の戦術重視ゲーム

Battle for Wesnoth
難易度:7

計算・育成・ターン制・ファンタジー
Steamページ:


 ターン制・マス目性の古典的なストラテジーゲームですが、単純な戦闘以外にも特徴があります。

それは、地形によってお互いの命中率・回避率が異なり、二つを合わせて命中率が決まるというところですね。この命中率も最大70%と低めで運要素が大きいです。

 本ゲームはフリーソフトであり、有志によって様々なシナリオが作られています。シナリオは複数のステージから成っており、ユニットの持ち越しが可能です。戦闘中も誰をどのくらい戦闘させ、レベルを上げるかを考えなければいけません。

 また、マルチプレイも可能です。対戦が主ですが、協力して生き残るモード、協力してステージを進めるモードなどをMODで追加できます。


内政志向の戦術重視ゲーム

Zero-K
Steamページ:


難易度:9

基地・諸兵科連合・陸海空・ファンタジー
 

 AOE2の宇宙バージョン、という感じです。使えるユニットの種類は共通ですが、選択した機械系統(国みたいなもの)によってステータスが様々に変化します。

AOE2と比較すると、資源の種類は少ないため内政はやや楽ですが、こちらは陸海空すべてを使うため戦術の幅が広く、戦争が大変です。マルチプレイで対戦と協力ができます。

 

戦争志向の戦略重視ゲーム

 ヴァーレントゥーガ
Wiki:https://w.atwiki.jp/vahren_ency/
難易度:4

キャラ・わちゃわちゃ・内政・世界年代問わず
 

 基本的な流れはTotalwarシリーズと似ており、戦略マップで内政を行い、戦術マップで戦争を行う、という形です。

本ゲームは拡張性の高さが最大の売りで、公開されている自作シナリオ(MODみたいなもの)が百個以上存在します。多くのシナリオで登場人物、登場国家、時代設定等がよく練られており、ゲーム内で忠実に再現されています。Stellarisと似たような感じで、ストーリーを”体験”したい方は永遠に飽きないでしょう。 

国を運営し全ての部下に指示を出す「君主プレイ」に加え、自身の配下だけ操作する「人材プレイ」モードもあります。人材プレイから放浪して自分独自の国を作ることも可能で、シナリオ内での自由度も高いです。

更に多くのシナリオでは「ランダムシナリオ」という、国も人材も完全にランダムにしてしまうモードがあります。これもまた面白い。


内政志向の戦略重視ゲーム

Free CIV
難易度:5

拡張・経営・自衛・太古から未来まで
Wiki:https://wikiwiki.jp/freeciv/
 

 Civilizationシリーズの無料版です。体験版ではなく、有志が独自に作ったものです。基本的なシステムはCivilizationシリーズと同じで、こちらはMODの数が大変豊富…だそうです(あまりやっていない)UIがやや扱いづらいですが、慣れれば大丈夫な範囲でしょう。 

 

Crusader kings2
難易度:8

経営・生存・利害対立・中世からルネサンスまで
Steamページ:


 こちらも中世が舞台のパラドゲーで、かつては有料でした。現在は本体のみ無料です。システムはEU4に似て、広く深い内政と程々の戦争で成り立っています。

本ゲームは目的が「子孫の繁栄」という珍しいゲームで、ある意味リアルなんですが、国の発展を目指す他のシミュレーションとは方向性が違います。中世の社会システムを理解していないとプレイは難しいかもしれません。

 続編として有料ですが3があります。ぱっと見ではUI周りが見やすくなっているように思います。 

 

最後に

 私が知っている範囲での紹介は以上です。Steamを適当に漁れば他にもいろいろ出てくると思いますので、ぜひ探索してみてください。

無料のものを探したい場合はVector(https://www.vector.co.jp/vpack/filearea/winnt/game/war)の方が豊富だと思います。癖は強いので覚悟しといてください。

英語でもよければItch.ioとか(https://itch.io/games/free/genre-strategy

 ちなみに私が今注目しているのは”Humankind”というゲームで、Civilizationと似たような感じです。しかし、自身の行動によって文明の特徴が決まる、という大変独特なシステムを取り入れられています。Civilizationは現実の文明から1つ選ぶ感じなので、こちらのほうがかなりリアルですね。様々な調整に苦労しており、今のところ「神ゲーの卵」的な扱いです。なお筆者は未プレイ。誰か記事書いて。

 Steamページ:https://store.steampowered.com/app/1124300/HUMANKIND/

 

 では、今回はここまでです。ご観覧ありがとうございました。 

 おまけはこの下に。 



 


おまけ

 ウィッシュリストにぶち込んでいるだけのストラテジーゲームです。面白さは保証できませんが、マイナーなものが多いです。お宝が眠っているかもしれませんね。

純粋なシミュレーションも混ざっておりますがご了承くださいませ…

 

六角形タイルのボードゲーム。リアルのボードゲームもある。


Civ6の亜種で、スタッフが一部同じ。humankindの対抗馬になりそうです。

 

高難易度っぽいKingdoms&Castles。


宇宙版Total Warっぽい雰囲気。


ユニットではなく建築物が主体の防衛+街づくりゲーム。これもKingdoms&Castlesに雰囲気が似ている。


私はBanished未プレイですが、Banished亜種らしい。ストラテジータグが付いているので一応載せておきますが、敵と戦う的な要素はなさそう?


かなりグラのいいAOE2っぽいゲーム。


神話的な要素のある原始時代町づくりストラテジー。Northgardっぽい?


現代海戦ストラテジー。純粋にストラテジーをしたい人向けではなく、軍事オタ向けっぽい感じ。

 

外からの支援を受けつつ発展を主としたBanishedみたいな感じ。

 

移動する空中都市を発展させつつ、探索や地上との交流によって新たな発見をする、変わった街づくりゲーム。

 

0から町を作り、襲撃や病気などの災害に抗いながら発展させるゲーム。グラフィック・音の雰囲気がすごく良さそう。

 

滅びかけの世界にファンタジーな種族に適した町をいくつも作り、開拓地を広げていく。ローグライク要素が新鮮。

 

中世の領主となり、領地を発展させていくとともに自衛するに足る軍事力をつけ、自ら指揮して領地を守る。規模の小さいTotal warっぽい感じ。

 

やはりBanished風。見た目に反して技術ツリーや生産ラインなどは難解でやりごたえがあるらしい。建築廚が好きそう(偏見)

 

タワーディフェンスをメインに据えたRTS。

 

資源を集めて拠点を発展させつつ人々を訓練し、ターン制バトルで探索を進める。

 

ドルフロシリーズの二次創作SRPG.スマホ版知ってる人なら「これだよ、これ!」ってなる気がする。

 

 

では、今回の記事はここまでです。ご観覧ありがとうございました!

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スマホ向けのストラテジーゲームは検索するとマジで案件記事しか出てこないので、真に楽しめるゲームを集めたこの記事はぜひ見てほしいです。

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